クラウドストライク CrowdStrike Falcon Insight

目次

ここではクラウドストライクが提供するエンドポイントセキュリティソリューション「CrowdStrike Falcon Insight」についてリサーチ。マルウェア防御や感染後の対応まで行うEDR機能や導入事例などをご紹介します。

クラウドストライク公式HPキャプチャ
引用元:クラウドストライク公式HP
https://www.crowdstrike.jp/

CrowdStrike Falcon InsightってどんなEDR?

リアルタイム検知と脅威ハンティングを実現

CrowdStrike Falcon Insightはエンドポイントのリアルタイム完全可視化と脅威ハンティングを実現するセキュリティツールです。すべてのエンドポイントを常時監視し、攻撃の挙動を自動的に識別します。

また、不審な動きをグラフィカルに表示するインシデントワークベンチ機能を搭載し、脅威レベルと全体像を把握。対応に優先順位を付け、侵害されたシステムを隔離したり詳細調査などのアクションを迅速化します。

脅威ハンティング・チームが隠れた攻撃を発見

優れた技術で検知と対処を自動化する一方で、CrowdStrike Falcon Insightが注目できる点は、Falcon OverWatchサービスを利用できること。これは脅威ハンティング・チームのアナリストが攻撃を見つけ出し阻止するものです。

エンドポイントのイベント情報はCrowdStrike Falconプラットフォームに送られますが、OverWatchチームはここから専用のSEARCHメソドロジーを利用して、隠れてわかりにくい部分まで調査し高度なセキュリティ・レベルを確保します。

CrowdStrike Falcon Insightの第三者評価

※参照元:クラウドストライク公式HP(https://www.crowdstrike.jp/products/endpoint-security/falcon-insight-edr/)

CrowdStrike Falcon Insightの導入事例

リモート対応によるグローバル運用が実現

アステラス製薬では脅威の正確な可視化と意思決定の半自動化を実現するために、CrowdStrike Falconを選択。クラウドプラットフォームでグローバル運用ができるので、世界70カ国のエンドポイントに導入しました。その結果、外部SOCの報告を待たずして正確で迅速なリモート対応が可能になりました。

※参照元:クラウドストライク公式HP(https://www.crowdstrike.jp/resources/case-studies/astellas-pharma/)

セキュリティ機能が統合され運用工数が削減

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構ではサイバーセキュリティを3つの異なるツールで行っていたため、相当の運用工数がかかり本業に時間が割けない状況でした。CrowdStrike Falcon導入後は3つのセキュリティ機能が統合され、クラウド型サービスで管理サーバも不要。運用工数の9割が削減されました。

EDR導入にあたっての
課題を見る

編集チームまとめ

CrowdStrike Falcon Insightは高度な検知能力によるエンドポイントの可視化だけに終わらず、人の目による検知・アラートサービスがシームレスに利用できることが他のEDR製品では見られない大きな特徴と言えます。

EDRを導入する際は高度な機能が搭載されていることも重要ですが、こうしたサービスの有無により管理者の運用負担が変わることも考慮する必要があります。EDRメーカーやベンダーのサポート体制も確認することをおすすめします。

以下のページではEDRの選び方や、導入にあたってのおすすめベンダーをご紹介しています。

EDR製品を導入する際の
おすすめベンダー2選をチェック

クラウドストライクの企業情報

開発元 CrowdStrike, Inc.
日本法人 クラウドストライク株式会社
所在地(日本法人) 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー29階
電話番号(日本法人) 公式ページに記載はありませんでした。
公式HP URL https://www.crowdstrike.jp/
【SOCの対応範囲別】
EDR+SOCを提供しているおすすめベンダー2選

「センチネルワン」「サイバーリーズン」「クラウドストライク」のいずれかのEDRライセンスを提供するパートナーの中でも、SOCサービスに強みのあるベンダーを紹介します。

監視から運⽤まで
まるっと任せられる
株式会社アクト
株式会社アクト
※引用元:アクト公式HP(https://act1.co.jp/cybersecurity/)
提供するのはこんなSOCサービス

24時間体制での監視・対応はもちろん、ホワイト/ブラックリスト登録や、感染影響の排除までを能動的にすべて対応。情シス側は作業報告を受けるだけで良いため、自社にリソースがない企業におすすめ。

対応サービス一例
24時間365日の監視
危険度が高い場合の自動隔離
アラート内容の精査
⼀次調査+⼆次調査
(レポート含む)
ホワイトリスト/ブラックリスト登録
(能動的)
感染影響の排除
(マルウェア・不正ファイルの削除など)

(能動的)
導⼊できるEDRは
センチネルワン
サイバーリーズン
   
自社のリソースも活用しながら運用していける
クロスポイントソリューション
株式会社
クロスポイントソリューション株式会社
※引用元:公式HP(https://cp-sol.co.jp/)
提供するのはこんなSOCサービス

日々のアラートをアナリストが精査・分析したうえで、通知。情シス側はその通知の指示やアドバイスに沿って対応するだけ。
自社のリソースをある程度活用しながら運用していきたい企業におすすめ。

対応サービス一例
24時間365日の監視
危険度が高い場合の自動隔離
アラート内容の精査
⼀次調査+⼆次調査
(レポート含む)
ホワイトリスト/ブラックリスト登録
(受動的)
感染影響の排除
(マルウェア・不正ファイルの削除など)

(推奨対応を提示)
導⼊できるEDRは
サイバーリーズン
クラウドストライク
   

【選定理由】Google検索「EDR 導入」でヒットしたベンダー40社の内、「センチネルワン」「サイバーリーズン」「クラウドストライク」のいずれかのEDRライセンスを提供している企業を調査。それぞれ以下の理由で選定しました(2023年2月15日調査時点)。
株式会社アクト:国内で唯一センチネルワンの公認IRパートナー(2023年2月時点)かつSOC運用を全般的に任せられる企業(※1)。
クロスポイントソリューション株式会社:セキュリティ運用・監視サービスを提供できるパートナーとしてのメーカー認定を持っており、なおかつ「24時間365日の監視」「アラート内容の精査」「⼀次調査+⼆次調査」の能動的な対応が唯一可能な企業。

※1参照元:センチネルワン公式HP(https://jp.sentinelone.com/press/act-co-ltd-signs-an-incident-response-partner-agreement-with-sentinelone-the-first-company-based-in-japan/)