ブロードコム Symantec Advanced Threat Protection

目次

ここではシマンテック製品を提供するブロードコムのEDR「Symantec Advanced Threat Protection」についてリサーチ。標的型攻撃の検知やインシデント対応など注目できる機能や導入事例などをご紹介します。

ブロードコム公式HPキャプチャ
引用元:ブロードコム公式HP
https://jp.broadcom.com/

Symantec Advanced Threat ProtectionってどんなEDR?

侵害されたシステムを特定し修復まで
サポート

Symantec Advanced Threat Protection(以下、ATP)はエンドポイントセキュリティ製品のSymantec Endpoint Protectionにより収集されたセキュリティイベントを分析し、侵入済み攻撃の検知や被害拡大を防止するオンプレミス製品です。

侵害されたシステムを特定し、攻撃と関連のあるファイルやメールなどすべての要素を可視化。優先順位付け、調査、修復まで1つのコンソールから行うことができる統合プラットフォームとして機能します。

既存システムと連携し総合的にシステムを保護

ATPは巧妙化するサイバー攻撃の脅威に対抗するEDRですが、Symantec Email Security.cloudなどシマンテックブランドの既存システムや他社のセキュリティ製品とも連携して総合的なシステム保護を実現します。

すでに導入済みのセキュリティ製品を入れ替えではなく共存させることで、既存の資産を最大限生かす仕様になっています。公開APIを使用してSplunkやServiceNowとも統合できるため無駄なコストがかかりません。

Symantec Advanced Threat Protectionの第三者評価

公式HPに記載がありませんでした。

Symantec Advanced Threat Protectionの導入事例

導入により社員のセキュリティ意識が
向上

世界中に拠点展開するECIのITセキュリティチームは、高度化する脅威を検知するためにSymantec Advanced Threat Protectionを導入。エンドポイント端末の99.5%で活用し他のシステムでは検出できなかった新しい脆弱性を発見。セキュリティに対する社員の意識も向上しました。

※参照元:ブロードコム公式HP【PDF】(https://docs.broadcom.com/doc/eci-cs-en)

EDR導入にあたっての
課題を見る

編集チームまとめ

セキュリティ製品としてのブランド力があるシマンテックはATP以外にも、さまざまな製品があります。これらと連携させることで強固なセキュリティ体制を組むことができるのはシマンテックシリーズの強みです。

このように自社でEDR機能を拡張し運用することもできますが、人材不足でEDR運用が難しい場合は、ベンダーのアウトソーシングサービスも利用できます。自社の事情に合わせてEDRを選んだり運用方法を検討することが重要です。

以下のページではEDRの選び方や、導入にあたってのおすすめベンダーをご紹介しています。

EDR製品を導入する際の
おすすめベンダー2選をチェック

ブロードコムの企業情報

開発元 Broadcom Inc
日本法人 ブロードコム・ジャパン合同会社
所在地(日本法人) 東京都目黒区青葉台4-7-7 住友不動産青葉台ヒルズ7階
電話番号(日本法人) 0120-611-280
公式HP URL https://jp.broadcom.com/
【SOCの対応範囲別】
EDR+SOCを提供しているおすすめベンダー2選

「センチネルワン」「サイバーリーズン」「クラウドストライク」のいずれかのEDRライセンスを提供するパートナーの中でも、SOCサービスに強みのあるベンダーを紹介します。

監視から運⽤まで
まるっと任せられる
株式会社アクト
株式会社アクト
※引用元:アクト公式HP(https://act1.co.jp/cybersecurity/)
提供するのはこんなSOCサービス

24時間体制での監視・対応はもちろん、ホワイト/ブラックリスト登録や、感染影響の排除までを能動的にすべて対応。情シス側は作業報告を受けるだけで良いため、自社にリソースがない企業におすすめ。

対応サービス一例
24時間365日の監視
危険度が高い場合の自動隔離
アラート内容の精査
⼀次調査+⼆次調査
(レポート含む)
ホワイトリスト/ブラックリスト登録
(能動的)
感染影響の排除
(マルウェア・不正ファイルの削除など)

(能動的)
導⼊できるEDRは
センチネルワン
サイバーリーズン
   
自社のリソースも活用しながら運用していける
クロスポイントソリューション
株式会社
クロスポイントソリューション株式会社
※引用元:公式HP(https://cp-sol.co.jp/)
提供するのはこんなSOCサービス

日々のアラートをアナリストが精査・分析したうえで、通知。情シス側はその通知の指示やアドバイスに沿って対応するだけ。
自社のリソースをある程度活用しながら運用していきたい企業におすすめ。

対応サービス一例
24時間365日の監視
危険度が高い場合の自動隔離
アラート内容の精査
⼀次調査+⼆次調査
(レポート含む)
ホワイトリスト/ブラックリスト登録
(受動的)
感染影響の排除
(マルウェア・不正ファイルの削除など)

(推奨対応を提示)
導⼊できるEDRは
サイバーリーズン
クラウドストライク
   

【選定理由】Google検索「EDR 導入」でヒットしたベンダー40社の内、「センチネルワン」「サイバーリーズン」「クラウドストライク」のいずれかのEDRライセンスを提供している企業を調査。それぞれ以下の理由で選定しました(2023年2月15日調査時点)。
株式会社アクト:国内で唯一センチネルワンの公認IRパートナー(2023年2月時点)かつSOC運用を全般的に任せられる企業(※1)。
クロスポイントソリューション株式会社:セキュリティ運用・監視サービスを提供できるパートナーとしてのメーカー認定を持っており、なおかつ「24時間365日の監視」「アラート内容の精査」「⼀次調査+⼆次調査」の能動的な対応が唯一可能な企業。

※1参照元:センチネルワン公式HP(https://jp.sentinelone.com/press/act-co-ltd-signs-an-incident-response-partner-agreement-with-sentinelone-the-first-company-based-in-japan/)