EDRのクラウドベース対オンプレミス

EDR(エンドポイント検出と対応)とは

EDRは、サイバーセキュリティ脅威に対処するためのアプローチであり、組織のエンドポイントで発生するセキュリティインシデントを検出、調査、そして対応する技術です。EDRソリューションは、クラウドベースまたはオンプレミスの形態で提供され、それぞれに利点と制約があります。

クラウドベースEDRの利点

オンプレミスEDRの利点

選択肢の比較

クラウドベースとオンプレミスのEDRは、企業のニーズに応じて選択すべきです。クラウドベースは迅速な導入コスト効率を重視する組織に適しています。一方、オンプレミスはデータのコントロールカスタマイズが必要な場合や、オフラインでの運用が求められる環境に最適です。

実装の際の考慮事項

EDRを選択する際は、以下の点を考慮することが重要です:

まとめ

EDRソリューションを選択する際は、クラウドベースとオンプレミスの両方の利点と制約を理解し、組織のニーズに合わせて最適な選択を行うことが重要です。適切なEDRソリューションを導入することで、サイバーセキュリティの脅威に対する防御力を大幅に強化できます。

さらに詳しい情報や選択に役立つリソースについては、当サイトの関連ページをご覧ください。

(出典: Cybersecurity Land メディア名: Cybersecurity Land)

【SOCの対応範囲別】
EDR+SOCを提供しているおすすめベンダー2選

「センチネルワン」「サイバーリーズン」「クラウドストライク」のいずれかのEDRライセンスを提供するパートナーの中でも、SOCサービスに強みのあるベンダーを紹介します。

監視から運⽤まで
まるっと任せられる
株式会社アクト
株式会社アクト
※引用元:アクト公式HP(https://act1.co.jp/cybersecurity/)
提供するのはこんなSOCサービス

24時間体制での監視・対応はもちろん、ホワイト/ブラックリスト登録や、感染影響の排除までを能動的にすべて対応。情シス側は作業報告を受けるだけで良いため、自社にリソースがない企業におすすめ。

対応サービス一例
24時間365日の監視
危険度が高い場合の自動隔離
アラート内容の精査
⼀次調査+⼆次調査
(レポート含む)
ホワイトリスト/ブラックリスト登録
(能動的)
感染影響の排除
(マルウェア・不正ファイルの削除など)

(能動的)
導⼊できるEDRは
センチネルワン
サイバーリーズン
   
自社のリソースも活用しながら運用していける
クロスポイントソリューション
株式会社
クロスポイントソリューション株式会社
※引用元:公式HP(https://cp-sol.co.jp/)
提供するのはこんなSOCサービス

日々のアラートをアナリストが精査・分析したうえで、通知。情シス側はその通知の指示やアドバイスに沿って対応するだけ。
自社のリソースをある程度活用しながら運用していきたい企業におすすめ。

対応サービス一例
24時間365日の監視
危険度が高い場合の自動隔離
アラート内容の精査
⼀次調査+⼆次調査
(レポート含む)
ホワイトリスト/ブラックリスト登録
(受動的)
感染影響の排除
(マルウェア・不正ファイルの削除など)

(推奨対応を提示)
導⼊できるEDRは
サイバーリーズン
クラウドストライク
   

【選定理由】Google検索「EDR 導入」でヒットしたベンダー40社の内、「センチネルワン」「サイバーリーズン」「クラウドストライク」のいずれかのEDRライセンスを提供している企業を調査。それぞれ以下の理由で選定しました(2023年2月15日調査時点)。
株式会社アクト:国内で唯一センチネルワンの公認IRパートナー(2023年2月時点)かつSOC運用を全般的に任せられる企業(※1)。
クロスポイントソリューション株式会社:セキュリティ運用・監視サービスを提供できるパートナーとしてのメーカー認定を持っており、なおかつ「24時間365日の監視」「アラート内容の精査」「⼀次調査+⼆次調査」の能動的な対応が唯一可能な企業。

※1参照元:センチネルワン公式HP(https://jp.sentinelone.com/press/act-co-ltd-signs-an-incident-response-partner-agreement-with-sentinelone-the-first-company-based-in-japan/)